クレーンの「ジブ先端部品」の大型造形試作の取り組み

「Concept Laser Xline2000R」を使用し、株式会社タダノ様とクレーンの「ジブ先端部品」の大型造形試作の取り組みを行いました。
 
 

 

※「Concept Laser(コンセプト・レーザー) Xline2000R」
は造形領域800mmx400mmx500mmの大型L-PBF装置です。

 

トポロジー構造設計のクレーン部品(ジブ先端部)の試作

国内最大級の造形領域を誇る「Concept Laser Xline2000R」を使い、トポロジー構造で設計されたクレーンの部品(ジブ先端部)の試作にチャレンジしました。
タダノでは、複雑形状の一体化成形を得意とする金属AM工法を活かしたクレーンの高機能化に取り組んでいます。しかし、今回対象とした部品は外形600×280×450mmと一般的に流通している造形機で生産できる大きさを超えていました。そこで、弊社が生産対応している設備「Concept Laser Xline2000R」(造形サイズ800x400x500mm)による造形を実施しました。大型の形状であるため、造形難易度は高く、さまざまな造形トラブルが発生しましたが、形状・寸法および強度の要件を満足する試作部品を造形することができました。
 
 

画像提供 株式会社タダノ


 

画像提供 株式会社タダノ


 
 

※現行比50%に軽量化しつつ剛性を向上させることができました。

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