品質保証
品質保証規格について
日本積層造形株式会社 / JAMPT （ジャンプ）は、材料品質、造形品質、後加工品質、出荷検査まで品質管理体制を整え、「JIS Q 9100」・「ISO/ASTM 52920」を取得しています。
一般的に、ISO/ASTM 52920とJIS Q 9100は必ずしも関連するわけではありませんが、日本積層造形株式会社においては製品全て積層造形品となり、重層的認証構造の体制をとっています。
- ISO52920
3Dプリンターの製造プロセスと製造現場環境に関する国際標準規格に準拠した「AM製造サイト認証」
- JQA-AS0237
・3Dプリンターによる航空宇宙用部品の製造
・金属粉末の製造
JIS Q 9100
航空宇宙業界における
世界標準の品質マネジメント
認証を取得しています-
JQA-AS0237
- 3Dプリンターによる航空宇宙用部品の製造
- 金属粉末の製造
日本積層造形株式会社 / JAMPT （ジャンプ）は、金属3Dプリンターによる航空宇宙用部品の製造、および金属粉末の製造に関して、品質マネジメントシステム「JIS Q 9100」の認証を取得しています。
金属積層品の需要が見込まれる航空宇宙分野において、実用品の開発・製造に向けたQCD顧客満足の向上に努めています。
JIS Q9100とは
JIS Q 9100は、米国AS、欧州ENと同等の国際規格であり、
OASISシステムにより全世界からの受注、調達が可能になっています
ISO 9001要求事項に、航空・宇宙及び防衛分野の特有な要求事項を加えて、IAQG:2000“航空、宇宙及び防衛分野の組織に対する品質マネジメントシステム要求事項”として策定しました。
それを米国ではAS 9100, EUではEN 9100、そして日本ではJIS Q 9100:2016の航空宇宙業界における世界標準の品質マネジメント規格として制定しました。
- OASISデータベース
JIS Q 9100のスキームには、発注側・サプライヤー側双方のメリットとなるOASISデータベース（Online Aerospace Supplier Information System）があります。
世界中の9100の審査登録データを登録して一元的に把握するウェブ上のデータベースシステムです。
- 発注者側のメリット
- 認定サプライヤーリストやサプライヤー管理ツールとして活用できる
- 経験、能力のあるメーカーを選定できる
- 能力調査、審査などを簡略化できる
- サプライヤーのメリット
- 品質能力調査を個別に受けなくてもサプライヤーリストに登録される
- 客先発注の候補になり、ビジネスチャンスが増える
- QMSに関する顧客監査が省略または簡略化される
ISO/ASTM 52920
AM製造のプロセスにおいて、
顧客の要求品質を満たす製品を製造できる体制を運用する、
AM製造サイト認証を取得しました-
ISO52920
- 3Dプリンターの製造プロセスと製造現場環境に関する国際標準規格に準拠した「AM製造サイト認証」
日本積層造形株式会社 / JAMPT （ジャンプ）は、「高品質なAM部品の造形技術の基礎となる要件を示すこと」「顧客の要求仕様の要件を満たす基盤を確立すること」を目的として、国際標準規格 ISO/ASTM 52920:2023 を取得しました。
ISO/ASTM52920とは
「AM製造技術としての観点で品質保証できるかどうかを確認」するのに利用できるのが
ISO/ASTM 52920です。
ISO/ASTM 52920は、ISO/TCの261アディティブ・マニュファクチャリング技術委員会で2011年から検討が始まり、2023年度に制定された規格です。
規格の制定に当たり、積層造形の知見が深い、積層造形に携わる種々の企業が参画しており、１.受注時の取決め、2.原材料管理、3.人材管理など、積層造形で特に注意すべき事項が制定されてます。
- ISO/ASTM 52920で規定しているプロセス
